高さ12mから撮影する機材製作日記(7)
2017-02-18


 今日は、12mのポールを立てるベアリングの台の製作です。

カメラを左右に振る操作は、過去には、YouTube「高所撮影カメラ」で紹介しているようにサーボモータで回転させていましたが、よく考えてみれば、ポールの先端にカメラであればそのポールを回転させればカメラも一緒に回ります。機構の工夫ばかりに気をとられシンプルな簡易な方法があるのに、ドツボに入りかけていました。

下写真は、その12m長のポールを置いて、スムーズに左右に回転させるためのベアリングの台です。このベアリングは、上からの荷重を受け回転するスラスト軸受といわれるもので、一般的にいわれる回転軸に取付けるラジアル軸受とは違います。

ラジアル軸受は、簡単に分解不可能ですが、スラスト軸受はボール部をケーシングで上下に挟んでいるだけなので、すぐバラバラになってしまいます。

そこで、ベアリング全体を、3Dプリンタで作成したケースの中に入れ、外れ止めを装着しました。

禺画像]

ついでに、3Dプリンタで、他の部品も作成しました。
CNCでベアリング台を取付ける基台も、製作しました。

(左側の筒状のものが、ベアリング台の半完成の状態です。)

禺画像]

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